インスタ共同投稿は、複数アカウントで1つの投稿を共有できる機能ですが、どのように活用すればよいのでしょうか?そこで本記事では、インスタ共同投稿の仕組みやメリット・デメリットを解説します。企業が活用する方法やポイントもまとめてありますので、ぜひ参考にしてください。
インスタ共同投稿とは?

インスタ共同投稿とは、1つの投稿を複数のアカウントで共有して表示できる機能です。ここでは、インスタ共同投稿の仕組みや対象、上限、仕様について、初めての方でも理解できるように分かりやすく解説します。
インスタ共同投稿(コラボ機能)の概要
インスタ共同投稿とは、1つの投稿を複数のアカウントで共有し、同時に公開できる機能です。通常の投稿は作成者のアカウントにのみ表示されますが、共同投稿を設定すると招待されたアカウントのフィードやリールにも同一の投稿が掲載されます。そのため、それぞれのフォロワーに向けて同時に情報を発信できます。
例えば、企業アカウントがインフルエンサーと共同投稿を行った場合、企業側のフォロワーだけでなく、インフルエンサーのフォロワーにも投稿が届きます。これにより、1回の発信で接触できるユーザー層を広げられます。
対応している投稿形式は、フィード投稿やリール投稿などです。写真・動画のいずれにも活用でき、幅広いコンテンツで利用できます。タグ付けのように関連アカウントを紹介する機能とは異なり、投稿自体を共有する点が共同投稿の特徴です。
共同投稿の対象・上限・仕様のポイント
インスタ共同投稿は承認制の機能であり、投稿前に設定を行う必要があります。共同投稿者は自社アカウントを含めて最大6人までと決められています。共同投稿作者からコラボ相手を招待し、「承認」を得ることで複数のアカウントに表示される仕組みです。
承認フローがあるため、第三者が無断で共同投稿を公開することはできません。招待を受けた側は「承認」または「却下」を選択できるため、アカウント管理やブランドイメージを保ちやすい設計です。企業アカウントにとっても運用しやすい仕様と言えます。
ただし、共同投稿には人数制限があるため、あらかじめコラボ相手を決めておくことが重要です。投稿後に共同投稿者を追加することはできません。招待漏れを防ぐためにも、公開前に設定内容を確認しておく必要があります。仕様を把握したうえで運用すれば、トラブルを避けながら活用しやすくなります。
インスタ共同投稿と他機能の違い

インスタ共同投稿は便利な機能ですが、タグ付けやタイアップ投稿(PR表記)とは役割が異なります。
ここでは、インスタ共同投稿と他機能の違いを分かりやすく整理し、目的に応じた使い分けのポイントを解説します。
タグ付けとの違い
複数アカウントで同一の投稿を公開できるインスタ共同投稿に対し、タグ付けは投稿内で関連アカウントを紹介するための機能です。一見すると似ていますが、表示範囲や拡散の仕組みには明確な違いがあります。
| インスタの機能 | 共同投稿 | タグ付け |
| 投稿上の表示 | 共同投稿者全員のアカウント名 | 投稿者のアカウント名のみ |
| プロフィール上の表示 | 共同投稿者全員のプロフィール | タグ付けされたアカウントのプロフィール
(タグ付けタブ) |
| フォロワーへのリーチ | 共同投稿者全員のフォロワー | 投稿者のフォロワーのみ |
| 事前設定 | 招待と承認が必要 | 不要 |
| 主な用途 | コラボ企画やPR施策など | 関連アカウントの紹介 |
投稿のタグ付けは、あくまで1つのアカウントに紐づきます。タグ付けされた側のプロフィール(タグ付けタブ)には表示されますが、フィードには自動で投稿されません。
例えば、企業が取引先を紹介するだけであればタグ付けで十分ですが、双方で積極的に拡散したい企画であれば共同投稿のほうが効果的です。用途に応じて選ぶことが重要です。
タイアップ投稿(PR表記)との違い
複数のアカウントで投稿を公開するインスタ共同投稿の目的や役割は、広告であることを明示するタイアップ投稿とは異なります。
| インスタの機能 | 共同投稿 | タイアップ投稿(PR投稿) |
| 投稿上の表示 | 共同投稿者全員のアカウント名 | 投稿者とタイアップ相手のアカウント名 |
| プロフィール上の表示 | 共同投稿者全員のプロフィール | 投稿者のプロフィールのみ |
| フォロワーへのリーチ | 共同投稿者全員のフォロワー | 投稿者のフォロワーのみ |
| 事前設定 | 招待と承認が必要 | ブランドコンテンツの有効化とタイアップ投稿ラベルの追加が必要 |
| 主な用途 | コラボ企画やPR施策など | 広告・スポンサー投稿の明示 |
タイアップ投稿とは、企業とクリエイターが広告契約を結んだ際に利用できる機能で、投稿上部に「PR」などのラベルを表示できます。広告であることを明示するための仕組みであり、投稿の表示範囲自体を拡張する機能ではありません。
企業とインフルエンサーが契約のもとで情報発信を行う場合、共同投稿とタイアップ投稿を同時に設定することも可能です。両者は競合する機能ではなく、それぞれ役割が異なります。目的や施策内容に応じて組み合わせて活用する視点が求められます。
インスタ共同投稿のメリット

インスタ共同投稿には、拡散力の向上や新規フォロワーの獲得など、企業にとって魅力的なメリットがあります。
ここでは、インスタ共同投稿のメリットについて詳しく解説します。
リーチ・エンゲージメントが伸びやすい
インスタ共同投稿には、リーチやエンゲージメントが伸びやすい傾向があります。通常の投稿では1アカウントのフォロワーのみに届きますが、共同投稿では複数アカウントのフォロワーにも表示され、接触人数が自然に増えるためです。
例えば、企業アカウントがフォロワー数の多いクリエイターと共同投稿を行えば、双方のフォロワーが同じ投稿に「いいね」や「コメント」を行います。
- 結果として、投稿への反応が集まり、アルゴリズム上の評価が良くなる
- より多くのユーザーのタイムラインに表示される可能性も高まる
つまり、単にリーチできるフォロワー数が増えるだけでなく、エンゲージメントが集まりやすい構造が共同投稿のメリットです。話題性のある投稿を企画することで、より高い効果が期待できます。
新規フォロワー獲得につながりやすい
インスタ共同投稿は、新規フォロワーの獲得につながりやすい施策です。共同投稿者の「信頼」を借りる形で、自社アカウントを知ってもらえます。初めて見るアカウントだけよりも、普段からフォローしているアカウントと一緒に表示されることで、ユーザーの心理的なハードルが下がります。
例えば、信頼しているインフルエンサーが企業と共同投稿すれば、企業に対する印象がポジティブになりやすい傾向があります。投稿上でアカウント名をタップすれば、プロフィールに遷移できるため、フォローの動線が自然です。
したがって、認知拡大だけでなく、フォロワー増加を目的とする施策としても、共同投稿は有効です。ただし、共同投稿者との親和性が低いと効果が出にくいため、「誰と組むか」が重要になります。
ブランディング・関係性の可視化になる
インスタ共同投稿は、ブランディングや関係性の可視化にも役立ちます。なぜなら、投稿自体に複数のアカウント名が並ぶことで、「誰と組んでいるのか」が一目で分かるからです。
例えば、「企業×企業」のコラボであれば、業界内での連携や信頼関係を示すことができます。また「企業×クリエイター」の場合は、ブランドがどのような世界観の人物と組んでいるのかが伝わります。
単なる宣伝ではなく、ブランドイメージを構築する要素としても共同投稿を活用できます。ユーザーは投稿の内容だけでなく、「誰と一緒に発信しているのか」も見ているからです。共同投稿は、ブランドの立ち位置や方向性を自然に示せる手段です。
UGC活用・インサイト共有が可能
インスタ共同投稿は、UGCへの活用やインサイトの共有が可能です。UGCとはユーザーが作成する投稿のことで、共同投稿を通じて二次利用しやすくなります。
共同投稿は、UGCを直接生み出す機能ではありませんが、投稿の露出が広がることでユーザーの興味・関心や参加意欲を高めるきっかけになります。結果として、商品や企画に共感したユーザーによる自発的な投稿が増える可能性が高まるのです。
また、「いいね」やコメントなどが集約されるため、共同投稿者全員でインサイトを共有できます。数値を共有しやすい点も、共同投稿のメリットです。UGCを活かした施策を行いたい企業にとって、共同投稿は有効な選択肢になります。
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インスタ共同投稿のデメリット・注意点

インスタ共同投稿は拡散力の高い機能ですが、メリットだけでなく、炎上や仕様の制限といった注意すべきデメリットもあります。
ここでは、インスタ共同投稿の注意点を整理し、対策方法まで解説します。
炎上・ブランド毀損リスク
インスタ共同投稿では、コラボ相手の選定と事前のすり合わせが非常に重要です。投稿が、コラボ相手のアカウントにも表示されるからです。コラボ相手のアカウントでトラブルが発生した場合でも、自社アカウントに炎上やブランド毀損などの悪影響が及ぶおそれがあります。
例えば、共同投稿を行ってからコラボ相手の過去の発言や別投稿が問題視されると、意図せず自社アカウントまで批判の対象になることがあります。また、投稿内容に誤解を招く表現が含まれていた場合、どちらのアカウントにも批判のコメントが集まりやすくなります。
- 拡散力が高い分だけ、ネガティブな反応まで広がりやすい点に注意が必要になる
- 事前に投稿内容を共有し、表現や方向性をすり合わせることが大切である
コラボ相手の過去の投稿や発信のスタンスを確認し、自社のブランドイメージと合っているかを見極めたうえで判断することが、炎上・ブランド毀損のリスクを抑えるポイントになります。
投稿の統一感・管理が難しい
インスタ共同投稿では、トンマナのズレが生じやすく、ブランドの統一感を保つのが難しい場合があります。異なるアカウント同士でコラボするため、言葉遣いやビジュアルの方向性に差が出やすいからです。
例えば、落ち着いた世界観を大切にしている企業アカウントが、カジュアルな表現を多用するクリエイターと共同投稿を行うと、違和感が生じることがあります。
- ユーザーは無意識のうちに投稿全体の雰囲気を見ている
- 小さなズレでも、ブランドイメージに悪影響を与えるおそれがある
コラボ相手とのズレを防ぐには、事前に投稿のトーンやビジュアルイメージを共有することが大切です。写真の雰囲気、ハッシュタグの使い方、絵文字の有無など、細かい部分まで確認しておくと安心です。共同投稿は便利な機能ですが、管理体制を整えてから活用することが重要です。
仕様上の制限・運用ルール
インスタ共同投稿には仕様上の制限があるため、運用ルールを理解したうえで活用する必要があります。特に注意したいのは、投稿後に共同投稿者を追加できない点です。
- 投稿前に共同投稿者を招待し、相手が承認することで双方のフィードに表示される
- 公開後に「別のアカウントも追加したい」と思っても、追加できない
- 一度投稿を削除して、再投稿することはできる
また、共同投稿を解除した場合の表示の変化や、招待・承認の挙動についても事前に確認しておくことが大切です。「誤って招待を送らないようにする」「承認フローを社内で決めておく」といった基本的なルールを整備しておくと安心です。
仕様を正しく理解し、計画的に運用することで、インスタ共同投稿のトラブルを防ぎやすくなります。
インスタ共同投稿のやり方

インスタ共同投稿には、手順を理解すれば特別に難しい操作はありません。
ここでは、フィード投稿・リール投稿での共同投稿の手順、承認・却下の方法、インサイトの確認などについて分かりやすく解説します。
フィード投稿での共同投稿の手順
フィード投稿での共同投稿は、以下の手順で行います。
2.共同投稿者を招待する(「人物をタグ付け」→「共同投稿者を招待」をタップ)
3.コラボ相手に承認してもらう
通常の投稿と大きく操作が変わるわけではありません。まず、写真や動画を選択し、キャプション入力画面に進みます。シェア直前の設定画面で「タグ付け」をタップし、「共同投稿者を招待」をタップします。招待を送信すると、相手側に通知が届きます。相手が承認すると、投稿は双方のフィードに表示される仕組みです。
企業とインフルエンサーが事前に内容をすり合わせたうえで投稿する場合は、公開前に承認のタイミングを共有しておくとスムーズです。投稿後に共同投稿者を追加することはできないため、設定漏れがないかを事前に確認することが大切です。
リール投稿での共同投稿の手順
リール投稿でも、基本的な流れはフィード投稿と同様です。
2.共同投稿者を招待する(「人物をタグ付け」→「共同投稿者を招待」をタップ)
3.コラボ相手に承認してもらう
動画編集を行い、キャプションやカバー画像を設定した後に、共同投稿者を招待します。承認されることで双方のアカウントに表示されます。リールは拡散力が高く、共同投稿との相性が良い形式です。イベントのダイジェスト動画や商品紹介の動画などをリールで共同投稿すれば、双方のフォロワーだけでなく、より広いユーザーに表示される可能性が高くなります。
ただし、リールの内容や音源の使用などについて、コラボ相手と事前に共有しておくことが大切です。手順自体はシンプルですが、事前準備が成果を左右します。
招待された側の承認・却下方法
招待された側は、通知から承認または却下を選択できます。無断で共同投稿が公開されることはありません。
2.通知内容を確認し、問題がなければ承認を選ぶ
3.承認すると、自分のフィードにも同じ投稿が表示される
内容に違和感がある場合や事前確認ができていない場合は、却下することも可能です。例えば、キャプションの表現がブランドイメージと合わない場合は、承認前に修正を依頼できます。
共同投稿は承認制であるため、即時公開されるわけではありません。企業アカウントの場合は、承認フローを社内で決めておくと安心です。
インサイトの見え方と確認ポイント
共同投稿では、投稿に対する反応が1か所に集約されるため、数値の確認がしやすい点が特徴です。「いいね」やコメントがカウントされると、双方のアカウントから確認できます。そのため、どれくらいの反応があったのかを把握しやすく、コラボ施策の振り返りもしやすくなります。
特に企業同士や企業とクリエイターの施策では、成果を共有しやすい点がメリットです。通常投稿と共同投稿の反応数を比較することで、どちらがより効果的だったのかを検証できます。
単に投稿するだけでなく、数値を見て次回の施策に活かすことが大切です。インサイトを定期的に確認することで、より戦略的な運用が可能になります。
企業がインスタ共同投稿を活用する主なケース

インスタ共同投稿は、企業のマーケティング施策と相性の良い機能です。
ここでは、企業がインスタ共同投稿を活用する主なケースを取り上げ、それぞれの目的や活用のポイントを分かりやすく解説します。
企業×インフルエンサーのコラボ
企業とインフルエンサーの共同投稿は、商品・サービスの認知拡大やPRなどに適した方法です。インフルエンサーが持つフォロワーとの信頼関係を活かして、商品・サービスの情報を自然な形で届けられます。
例えば、新商品の発売時にインフルエンサーと共同投稿を行うことで、企業アカウントのフォロワーだけでなく、インフルエンサーのフォロワーにも同時に情報を届けられます。投稿画面には双方のアカウント名が表示されるため、「正式にコラボしている」という安心感を与えられるのです。
ただし、単にフォロワー数が多いインフルエンサーを選ぶのではなく、自社のターゲット層とフォロワーが重なるかどうかが重要です。世界観や価値観が合うコラボ相手と組むことで、違和感のないPRがしやすくなります。
企業間コラボ・施設連携
企業同士のコラボや商業施設との連携でも、インスタ共同投稿は有効です。双方のブランド力を掛け合わせることで、単独では届かなかった層にアプローチできます。
例えば、アパレルブランドとカフェチェーンがコラボイベントを開催するときに共同投稿を活用すれば、双方のフォロワーに同時に告知できます。また、商業施設とテナント企業が共同投稿を行うことで、施設全体の来館促進と店舗の集客を同時に狙うことが可能です。
ただし、「どちらか一方の宣伝だけ」という印象を与えないように、双方にとってメリットのある投稿内容を企画することが大切です。共同投稿ではアカウント同士の良好な関係性を可視化できるため、パートナーシップをアピールしたい場合にも活用できます。
イベント・キャンペーン施策
期間限定のイベントやキャンペーン施策でも、インスタ共同投稿は効果的です。短期間で多くのフォロワーに情報を届けたいときに、共同投稿で拡散力を高められます。
例えば、ポップアップイベントや限定キャンペーンの主催企業と協賛企業が、共同投稿で告知することで、双方のフォロワーに同時に情報が広がります。コメントや保存数が増えることで、フォロワー以外のユーザーの目に触れる可能性が高まるのです。
また、キャンペーン参加条件としてフォローやコメントを設定する場合は、共同投稿にすることで応募の導線を広げられます。話題づくりを目的とする施策では、単独の投稿よりもインパクトを出しやすい点が共同投稿の強みです。
目的を明確にしたうえで共同投稿を活用することで、より効果的な施策になります。
インスタ共同投稿が向いている企業・向かない企業

インスタ共同投稿は、すべての企業に適しているわけではありません。
ここでは、インスタ共同投稿が向いている企業と向かない企業の特徴を整理し、自社に合う施策かどうかを判断するための考え方を解説します。
共同投稿が向いているケース
拡散や認知拡大を狙いたい企業や他アカウントとの親和性が高い企業は、共同投稿に向いています。共同投稿が双方のフォロワーに同時に届く仕組みであり、単独投稿よりも接触機会を増やしやすいからです。
例えば、新規ブランドの立ち上げ時や新商品の発売時などに、「まずは知ってもらうこと」を目的とする施策を企画するなら、インフルエンサーや関連企業との共同投稿が効果的です。また、業界内で連携している企業同士やコラボレーションが盛んなビジネスを営む企業にも適しています。
さらに、自社の世界観と近いアカウントが存在する場合は、自然な形でコラボ企画を展開できます。共同投稿は単なる機能ではなく、関係性を活かす施策です。拡散力を高めたい企業や他者との連携を図りたい企業に向いています。
共同投稿に向かないケース
ブランドの世界観を厳密に管理したい企業や単独運用で完結させたい企業には、インスタ共同投稿はあまり向いていません。共同投稿ではコラボ相手のアカウントと並列で表示されるため、発信の主導権を完全にはコントロールできないからです。
例えば、ビジュアルや言葉遣いを細かく統一しているブランドでは、コラボ相手の投稿スタイルとのズレが気になることがあります。また、投稿内容の承認フローや修正依頼といった
調整の手間が増える点は、運用の負担です。
共同投稿は拡散力がある一方で、コラボ相手との協力関係が前提となる施策です。自社だけで完結するシンプルな運用を重視したい場合や外部との連携に慎重な方針を取っている場合は、通常投稿や広告施策のほうが適しています。
インスタ共同投稿と他SNS施策の使い分け

インスタ共同投稿は便利な機能ですが、通常投稿や広告、インフルエンサーマーケティングとは役割が異なります。
ここでは、インスタ共同投稿と他SNS施策の違いを整理し、目的に応じた使い分けの考え方について解説します。
共同投稿と通常投稿の違い
複数のアカウントのフォロワーに向けて拡散する共同投稿に対して、通常投稿は自社単独で発信する施策です。大きな違いは、投稿が表示される範囲です。
| 投稿形式 | 共同投稿 | 通常投稿 |
| 表示される範囲 | 自社アカウントとコラボ相手のフォロワー | 自社アカウントのフォロワー |
| 主な目的 | ・フォロワー以外にも広く知ってもらう
・コラボ相手と企画した商品やイベントなどについて発信する |
・ブランドの世界観を丁寧に伝える
・既存フォロワーとの関係性を深める |
施策の目的や投稿の内容などに応じて、共同投稿と通常投稿を使い分けることが重要です。
共同投稿と広告・PR施策の違い
コストを抑えて拡散できる共同投稿に対して、広告・PR施策は費用をかけて配信範囲を広げる施策です。
| 施策の種類 | 共同投稿 | 広告・PR施策 |
| 費用 | 投稿自体は無料 | コンテンツ制作や配信の費用が必要 |
| 目的 | 複数アカウントのフォロワーに自然な形で情報を届ける | ターゲットを絞り込み、フォロワー以外のユーザーにも確実に情報を届ける |
共同投稿と広告・PR施策のどちらか一方を選ぶのではなく、予算と目的に応じて組み合わせることが重要です。
インフルエンサーマーケティングとの関係性
インスタ共同投稿は、インフルエンサーマーケティングの手法として活用できます。企業とインフルエンサーが同じ投稿を共有できるため、協業の形が分かりやすくなるからです。
一般的なインフルエンサー施策では、インフルエンサーのアカウントに投稿し、企業はリポストやストーリーズで紹介する形が採用されています。
- 共同投稿を活用すれば、1つの投稿を双方のアカウントで同時に公開できる
- 情報の分散を防ぎ、フォロワーの反応も1投稿に集約できる
例えば、新商品のレビュー投稿を共同投稿することで、企業公式の情報と個人のリアルな声の両方を同時に伝えられます。共同投稿は、インフルエンサーマーケティングの効果を高めるための有効な手段です。
インスタ共同投稿に関するよくある質問(FAQ)

インスタ共同投稿は便利な機能ですが、初めて利用するときには細かな仕様について疑問を抱くものです。
ここでは、インスタ共同投稿に関するよくある質問を取り上げ、初めての方でも分かりやすいように回答していきます。
投稿後に共同投稿者を追加できますか?
いいえ、共同投稿では投稿後に新たな共同投稿者を追加できません。投稿作成時に相手を招待し、承認を得ることで成立する仕組みです。公開後に「別のアカウントも追加したい」と思っても、後から編集画面で追加できません。
例えば、共同投稿の公開後に別の企業やクリエイターとコラボしたい場合は、該当の投稿を一度削除してから再投稿する必要があります。ただし、共同投稿を削除すると「いいね」やコメントなどもリセットされるため、慎重な判断が必要です。
トラブルを防ぐためには、投稿前にコラボ相手を慎重に検討し、設定の漏れがないように進めることが大切です。事前準備を丁寧に行うことで、スムーズに運用しやすくなります。
共同投稿者を解除すると通知されますか?
はい、共同投稿の作成者に通知が入ります。招待してくれたアカウントに認識されるため、慎重な判断が必要です。共同投稿は複数のアカウントに表示される仕組みのため、解除すれば表示の状況が変わります。
共同投稿者を解除すると、フィードに該当の共同投稿が表示されなくなります。そのため、事前に相談なく解除すると、関係性に悪影響を与えるおそれがあるのです。
企業アカウント同士で共同投稿を企画する場合は、投稿の削除や共同投稿者の解除に関するルールを事前に決めておくと安心です。共同投稿はコラボを前提とした機能ですので、トラブルを防ぐためにも丁寧なコミュニケーションの積み重ねが重要です。
コメント欄やいいね数はどうなりますか?
共同投稿では、コメントや「いいね」は1つの投稿に集約されます。つまり、双方のアカウントに表示されていても、反応が分かれてカウントされるわけではありません。
例えば、企業側のフォロワーが「いいね」を押した場合も、インフルエンサー側のフォロワーがコメントした場合も、同じ投稿に対する反応として蓄積されます。そのため、どれだけのユーザーが反応したのかを一目で把握しやすいのです。
したがって、共同投稿はコラボ施策の振り返りに役立ちます。双方で同じ数値を確認できるため、成果を共有しやすいからです。共同投稿の効果を検証する際には、「反応の集約」という特徴を活かしましょう。
無断で共同投稿されることはありますか?
いいえ、「招待」と「承認」のプロセスを経なければ、無断で共同投稿が公開されることはありません。共同投稿は招待制であり、コラボ相手が承認しなければ公開されない仕組みです。
「共同投稿者のアカウント」が「コラボ相手のアカウント」を指定すると通知が届き、承認するまで双方のフィードに表示されることはありません。自社アカウントを守るうえで、安心材料になります。
ただし、通知を十分に確認しないと、内容を理解しないまま「承認」してしまうリスクがあります。企業アカウントでは、承認前に内容をチェックするフローを整えておくことが大切です。承認制であることを理解し、落ち着いて対応すれば大きなトラブルは防げます。
まとめ

インスタ共同投稿は拡散力の高い施策ですが、コラボの目的や共同投稿者の選定、運用体制の整備などが重要です。自社に適しているかを見極めたうえで、インフルエンサー施策や他施策と組み合わせることで、より高い効果が期待できます。
インフルエンサーマッチングプラットフォーム「Cuepid」では、無料で募集と1名の選定ができ、小さな施策から試すことが可能です。
以下のページで、サービスの詳細をご紹介していますので、ぜひご覧ください。



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