アンバサダーとインフルエンサーの違いは?定義やメリット・自社に合う施策の選び方

インフルエンサーマーケティング

「アンバサダー」と「インフルエンサー」の違いについて、多くの方がよく理解していないのではないでしょうか。影響を与える人物・発信者という点では共通していますが、実は明確な違いがいくつもあるのです。
本記事では、アンバサダー・インフルエンサーの違い・定義やメリット・自社に合う施策の選び方について解説していきます。

アンバサダーとは?


アンバサダー(ambassador)は、大使・代表者を意味します。現代では、企業ブランドの魅力を自ら体験し発信している「宣伝大使」のことを指すことが一般的です。多くは、芸能人やインフルエンサーが務めていますが、ブランドに対して熱心な一般ファンが公認され、務めたケースもあります。

アンバサダーの定義や役割

企業ブランドの理念や価値を理解し、世間に向けて発信する代表者であることが、アンバサダーの定義です。単なる広告出演者ではなく、ブランドの「顔」という立場なので、その役割の出来次第で、マーケティングの成否は大きく左右されます。

アンバサダーは、以下のような役割があります。

<アンバサダーの役割>

企業ブランドの価値を体現

消費者に分かりやすく魅力的に発信

対象者との信頼関係を構築

外部の声を内部に届ける

アンバサダー導入のメリット

アンバサダーを導入することのメリットは、大きくわけて4つあります。

  • ブランド価値や世界観が浸透し、信頼性が高まる
  • ファン、コミュニティが形成され、認知拡大とリーチ獲得の効率化に役立つ
  • マーケティングコストの最適化ができる
  • 次回の商品、サービス改善へ活用できる

つまり、ユーザーからの信頼を得て、長期的に顧客との関係性を資産化できるのが、この制度最大のメリットです。

インフルエンサーとは?


インフルエンサーとは、SNS(TikTok・YouTube・Xなど)で多くの支持者=フォロワーを抱え、特定の専門分野においてフォロワーの信頼や共感を得ている発信者を指します。その呼び名の通り「infiuence」(〜に影響する)+「er」(〜の人)が語源であり、投稿を通して人々に大きな影響を与えているのがインフルエンサーです。

インフルエンサーの定義

インフルエンサーの定義は、SNSや動画配信などのオンラインメディアで、人々の意識や購買行動に影響を与える人物のことです。単なる有名人とは違い、オンライン上の特定のコミュニティ内で強い影響力を持つ「SNSの絶対的な存在」と言えます。

インフルエンサー導入のメリット

インフルエンサーを導入するメリットは、その「強い影響力」と「発信力」にあります。

  • 実体験に基づいた投稿は、口コミに近い影響力がある
  • フォロワーとの信頼関係が元々構築されているので、広告よりも自然に受け入れられる
  • 各企業に合った分野/属性のインフルエンサーを選択すれば、ターゲット層へ的確なリーチができる
  • 短期間での認知拡大、拡散力の向上が見込める
  • インフルエンサーによる最後の後押しが、購買行動につながりやすい

インフルエンサーは、ユーザーとの信頼構築×ターゲティング×拡散力を同時に実施できる、非常に有効なマーケティング施策なのです。

アンバサダー制度とインフルエンサー施策の違い


企業のマーケティングにとって、共に欠かせない存在である「アンバサダー」と「インフルエンサー」。どちらも、消費者に影響を与える発信者という点は共通していますが、制度としては何が違うのでしょうか?

主な違いは、「パートナーシップの期間」「契約費用」「施策の効果」にあります。

パートナーシップの期間

企業ブランドの商品・サービスに深い愛着と理解があり「熱心なファン」であるアンバサダーは、ブランドの「顔」として長期的に企業とパートナーシップを組み活動しています。多くは3か月〜12か月、場合によっては1年以上契約している人もいます。

対してインフルエンサーは、依頼される企業ブランドのファンではないことが多いので、ブランドへの愛着や理解度は低い傾向があります。報酬に基づいた、単発で短期的な契約がほとんどです。

契約費用

アンバサダー契約とインフルエンサー施策、それぞれの契約費用の相場も比較していきましょう。

まず、アンバサダー制度は、個人と企業の長期的な専属契約になります。契約形態は、固定報酬型と成果報酬型の2種類があります。成果報酬型は、投稿ごとに報酬+成果(売上・クリック数)が連動しています。中には、月額固定の報酬をもらいながら成果報酬ももらうハイブリッド型で契約する人もいます。

<アンバサダー契約の費用相場|固定報酬>

インフルエンサータイプ 報酬額
ナノ~マイクロインフルエンサー 月額5万~50万円
ミドル~マクロインフルエンサー 月額50~300万円
メガ・有名タレント 月額500万~1,500万円以上

次にインフルエンサー施策の費用相場です。単発や短期契約が中心のインフルエンサー施策。契約形態は、1投稿〜数投稿単位、またキャンペーン単位での契約が主流です。

<インフルエンサー施策の費用相場>

インフルエンサータイプ 投稿単価(1回投稿)
ナノインフルエンサー 5000~3万円
マイクロインフルエンサー 3万~10万円
ミドルインフルエンサー 10万円~30万円
マクロインフルエンサー 30万~100万円
メガインフルエンサー 100万~300万以上

※YouTubeやTikTokは、動画制作の手間もかかるため、Instagramに比べると高額になりやすいです。

施策の効果


企業が受ける施策の効果にも、両者には大きな違いがあります。

◆アンバサダー契約で得られる主な効果
長期的なファン育成、ブランド価値の向上=質の重視

◆インフルエンサー施策で得られる主な効果
短期的な認知度アップ、話題作り、売上促進=量(拡散数)の重視

つまり長期的なブランディングであればアンバサダー契約、新商品やサービスのリリース直後など、認知や売上促進を優先するならインフルエンサー施策がおすすめというわけです。

アンバサダーの導入が向いている企業の特徴


これまで、アンバサダー制度とインフルエンサー施策の違いについて深掘りしてきました。
次に、両者に向いている企業について説明していきます。

ブランドの信頼性やファンの育成が目的

アンバサダー施策は、全くその企業のことを知らない新規顧客よりも、すでにファンやリピーターが存在している企業に向いています。

理由としては、アンバサダー施策の目的が短期的な売上の向上ではなく、ブランドと顧客の信頼を構築したり、ファンの育成をするところにあるからです。実際の愛用者やブランドに共感する人物が情報発信をすることで、消費者は第三者視点のリアルな評価を聞くことができます。その結果、ブランドの世界観に共感するファンが増え、長期的な顧客との関係が作られていくのです。

広告費に多くの予算を割けない

アンバサダー施策は中小企業でも十分に実施可能で、低予算・商品提供中心の運用が主流です。飲食店、美容院、地域食品メーカーなどの中小企業が、地域インフルエンサーや常連顧客を無報酬または少額報酬でアンバサダーとして起用し、売上向上を実現した事例が多数報告されています。

アンバサダー施策は初期投資が少なく、リスクが低いため、業績不安定な企業でもファン育成・売上向上の施策として有効です。ネスレやDELLの事例でも、金銭報酬なしで大規模展開が可能です。

継続的な利用で利益が得られる業界(生活用品・サブスクなど)

<アンバサダー制度に向いている業界>
・食品
・生活用品
・化粧品
・サブスクリプションサービス

繰り返し利用される商品・サービスを扱っている業界は、アンバサダーとの相性が非常に良いです。

インフルエンサーの導入が向いている企業


インフルエンサー施策は、情報の拡散スピードが圧倒的に早いのが最大の特徴です。そのため、その「拡散力」や「スピード感」を重視して利用していきたい企業に向いています。

新商品やサービスを短期間で広めたい

SNSでの拡散力が高いインフルエンサー施策は、認知拡大に最適です。また、新商品やサービスを短期間で広めたい場合にも、有効な施策と言えます。

従来の広告やPRだけだと、時間もコストも大幅にかかりますが、インフルエンサー施策だとターゲット層に直接リーチでき、話題化を促進することができます。

低予算で施策を実現させたい

低予算で実現することも可能なインフルエンサー施策。ナノ・マイクロインフルエンサーから選定することで、低予算でも施策の導入ができます。また、インフルエンサーの中には、商品提供だけでPRに応じてくれる人もいるため、予算に限りのある中小企業に特におすすめです。

話題性を重視する業界(ファッション・コスメ・飲食など)

<インフルエンサー施策に向いている業界>
・ファッション
・コスメ
・飲食

ファッションやコスメ、飲食業界はトレンドや話題性が売上に直結します。そのため、インフルエンサーによる投稿や動画コンテンツが非常に効果的です。

ファッションでは、実際のコーディネート、コスメでは利用シーンを見せることで消費者はリアルなイメージをすることができ、自然な流れで商品の魅力を広めることができます。まさに、話題性を重視する業界にとってインフルエンサー施策は最適なのです。

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Cuepidは、企業とインフルエンサーをつなぐマッチングプラットフォームです。
企業が自社の商品・サービスをSNSでPRしたいときに、目的や条件に合ったインフルエンサーを検索・選定し、そのまま依頼まで行うことができます。

Cuepidには、さまざまなジャンルで専門性を持つインフルエンサーが多数在籍しており、商材やターゲットに合わせたマッチングがしやすい点も特長です。

また、初期費用はかからず、0円から利用を始められるため、インフルエンサーとのやり取りが初めてという企業でも、無理なく導入しやすい仕組みとなっています。

「インフルエンサー施策に興味はあるものの、何から始めればよいか分からない」という場合は、施策検討の第一歩としてCuepidを活用してみてはいかがでしょうか。

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アンバサダーの起用方法


アンバサダーの起用方法は大きく分けて3つあります。

①芸能事務所との交渉
②キャスティング会社へ依頼
③自社から直接依頼(SNSや自社ホームページで募集)

それぞれのメリット・デメリットを洗い出してみましょう。

芸能事務所に交渉する(タレント・芸能人の場合)

タレント・芸能人の起用は、知名度が高く影響力もあるので、認知拡大に即効性があります。しかし費用が高額になりやすく、契約条件が厳しいことから調整がしにくいという難点があります。

キャスティング会社に依頼する

タレント・インフルエンサーを取り扱うキャスティング会社は、自社の条件に合う候補者を提案してもらえるほか、契約や条件のすり合わせを代行してくれるので、社員の負担が大幅に減ります。

しかしキャスティング手数料がかかること、選択する会社によっては企画・投稿内容の質に差があるので、キャスティング会社は慎重に選ばなければなりません。

SNSや自社ホームページで募集する

公式SNSやWebサイトで公募し、応募者の中から自分たちでアンバサダーを選択する方法もあります。3つの方法の中で一番コストを抑えられ、ブランドにマッチした人物を自分たちで自由に選択できるメリットがあります。

しかし、選定・契約・運用・管理の全てをこなさなくてはならないので、圧倒的に工数の多さで社員を追い詰めることにつながります。

インフルエンサーの起用方法


アンバサダー施策と同じくインフルエンサー施策も起用方法がいくつかあります。

①SNSで募集、スカウトしインフルエンサーに直接依頼
②代理店を利用
③マッチングプラットフォームを利用

こちらも、それぞれのメリットとデメリットを見ていきましょう。

SNSで募集・スカウトする

SNSで呼びかけて、インフルエンサーとDMで直接やり取りをする方法は、仲介手数料がかからないのでコストを抑えられる上、ブランドとの相性を自分で見極めることができます。

しかし、リサーチ・交渉・契約・運用管理だけではなく、炎上・契約のリスク管理も全て自社で行わなければならないので、責任重大です。

代理店を利用する

インフルエンサーマーケティング専門の代理店は、インフルエンサーの選択から効果の測定まで全てを丸投げ可能です。トラブル対応も安心して任せることができます。

ただ、その分かなりの費用がかかります。また直接関わらない分、インフルエンサーとの距離が遠くなりがちです。

マッチングプラットフォームを利用する

条件を指定すれば、簡単に自社に合ったインフルエンサーを探し出せます。またコストも代理店よりは低く、SNSでの直接交渉より、安全にインフルエンサーとつながることができます。

難点を挙げるとすれば、プラットフォーム料金がかかることと、プラットフォームにトップインフルエンサーがあまりいないというところです。

インフルエンサーをアンバサダーに起用した企業の事例


実際に企業のアンバサダーに起用された事例を見ていきましょう。

Oisix×インフルエンサーTesshi

Instagramの「ごちそうおにぎり」の投稿で人気を集めるインフルエンサーのTesshiさん。そこに目をつけたのが、安心安全な農産品などの食品宅配サービスを展開している企業「Oisix」です。

Tesshiさんをアンバサダーに起用し、自社で扱っている野菜を通しておにぎりを楽しんでもらう企画『#やさいおにぎり』キャンペーンをInstagramで実施しました。その結果、長期の購入意欲・ブランド展開好感度向上に貢献しました。

参考:Oisix、人気インスタグラマーとのコラボ企画『#やさいおにぎり』Instagramキャンペーン開催(5/17~)(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000339.000008895.html

しまむら×yumi.ママ

ファッション系インフルエンサーとしてInstagramで幅広い支持を受けるyumi.ママさん。「ママでもできる簡単淡色コーデ」をテーマに、毎日コーディネート・アイテム紹介を投稿しています。

2022年頃にしまむらのアンバサダーに就任すると、共同で商品を開発・プロデュースをし、限定品として販売。インフルエンサーのSNS発信力を活かし、発売日に行列ができるほどの集客と売上アップを実現しました。

参考:しまむら×インフルエンサー(https://www.shimamura.gr.jp/shimamura/sp/cont/influencer/

Dr.Oracle×みすたーりゅう

Dr.Oracleは、韓国の「Oracle Medical Group」の皮膚科医・美容専門医チームが開発した美容ブランドです。アンバサダーに韓国人の彼女を持つ、みすたーりゅう氏を起用することで、若い層を中心に日本での認知拡大を実現しました。

参考:みすたーりゅうInstagram(https://www.instagram.com/p/CpCcSEUvGvr/

まとめ|Cuepidならインフルエンサー施策が0円で試せます!


アンバサダーとインフルエンサーの違いについて整理したうえで、自社がどちらの施策に向いているか、イメージできたでしょうか。

目的で選ぶ場合、施策効果の「質」を重視するのであれば、長期的な関係構築を前提としたアンバサダー施策が適しています。一方、認知拡大や拡散数といった「量」を重視するのであれば、インフルエンサー施策のほうが効果を期待しやすいと言えます。

また、コスト面で比較すると、アンバサダー施策は継続的な関係構築や運用体制が求められるため、一定の予算やリソースを確保できる企業向きの施策です。

そのため、予算に限りがある中小企業や、まずは施策の手応えを確認したい企業の場合は、インフルエンサー施策から始める方が現実的でしょう。

低コストでインフルエンサー施策を始めたい場合に有効なのが、「Cuepid」です。

Cuepidは、企業のニーズに合ったインフルエンサーを検索・比較し、そのまま依頼まで進められるマッチングプラットフォームです。初期費用がかからず、インフルエンサーマーケティングが初めての企業でも、無理なく導入できる点が特長です。

「まだ何から始めるべきか判断できていない」という場合は、まずはCuepidに登録し、どのようなインフルエンサーが在籍しているのかを確認してみてください。

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