Instagramを活用したマーケティング施策では、インスタグラマーが重要な役割を果たしています。インスタグラマーとは具体的にどのような人を指し、一般的なインフルエンサーとは異なるのでしょうか?
そこで本記事では、インスタグラマーの基本情報や種類、起用するメリットを解説します。起用する方法や選定基準、注意点などもまとめてありますので、ぜひ参考にしてください。
インスタグラマーとは?基本概要を解説

インスタグラマーは、写真や動画を投稿できるSNS「Instagram」で多くのフォロワーを獲得し、情報発信によって影響力を発揮しています。企業のPRや商品の紹介などに起用され、SNSマーケティングの重要な役割を果たす存在です。
ここでは、インスタグラマーの定義やインフルエンサーとの違い、種類、発信ジャンルについて分かりやすく解説します。
インスタグラマーの定義
インスタグラマーとは、Instagramを中心に情報発信を行い、多くのフォロワーに影響を与えるユーザーのことです。Instagram上で一定の影響力を持つ発信者として、SNSマーケティングに起用されています。
なぜ影響力が重要なのかというと、フォロワーは投稿者のライフスタイルやおすすめ情報を参考にするためです。例えば、コスメやファッション、グルメなどの投稿を見て「同じ商品を使ってみたい」「紹介された店舗に行ってみたい」と感じるユーザーが増えると、購買や来店につながります。SNS上で影響力を発揮しているため、企業のマーケティング施策としてもインスタグラマーが活用されるようになりました。
Instagramは、国内で多くのユーザーが利用しているSNSの一つです。特に10〜30代の若年層の利用率が高く、写真や動画を通じて商品やサービスの魅力を伝えやすいという特徴があります(※)。Instagramで人気のある投稿者が、「インスタグラマー」と呼ばれるようになりました。
※参照元:総務省:「情報通信白書令和7年版」(https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r07/html/nd111120.html)
つまりインスタグラマーとは、単にフォロワー数が多いユーザーではなく、投稿内容や世界観によってフォロワーに影響を与える情報発信者です。近年では個人だけでなく、店舗のスタッフや専門のクリエイターもインスタグラマーとして活躍しています。
インフルエンサーとの違い
インスタグラマーとよく比較される言葉に、「インフルエンサー」があります。インスタグラマーとインフルエンサーでは、活動場所に違いがあります。
| 情報発信者 | 活動場所 | 定義 |
| インフルエンサー | 幅広いメディア
(SNSやブログなど) |
各SNSで影響力を持つ発信者の総称 |
| インスタグラマー | 特にInstagramで影響力を持つ発信者 |
インフルエンサーとは、SNSやブログなどの幅広いメディアで影響力のあるユーザーの総称です。例えばYouTubeで活動する場合は「YouTuber」、TikTokで影響力を持つ場合は「TikToker」と呼ばれることもあります。そして、Instagramで影響力を発揮しているユーザーが、「インスタグラマー」です。
したがって、Instagramに特化しているインスタグラマーは、視覚的なコンテンツを活かしたPRが得意です。特にグルメや美容、旅行など、写真や動画で魅力が伝わりやすい分野では大きな影響力を発揮します。
インスタグラマー/インフルエンサーの種類

上図の通り、インスタグラマーやインフルエンサーはフォロワー数によっていくつかの種類に分類されます。
- メガインフルエンサー:知名度の高い有名人で、大規模なリーチが期待できる
- ミドルインフルエンサー:認知度が高く、投稿の拡散力が大きい
- マイクロインフルエンサー:特定ジャンルでフォロワーを獲得している
- ナノインフルエンサー:フォロワーとの距離感が近くて信頼を獲得している
企業のPR施策では、必ずしもフォロワー数が多いインフルエンサーを起用すれば良いわけではありません。予算に限りがある中小企業や個人事業主には、ナノ・マイクロインフルエンサーの起用がおすすめです。費用を抑えながら、高いエンゲージメントを期待できます。
フォロワーが10万以下のインスタグラマーは、特定ジャンルのファンを既に獲得しています。グルメやコスメ、旅行などの分野で、興味・関心が近いフォロワー層にリーチできるため、PRの内容が自然に受け入れられやすいのです。
また、ミドル・メガインフルエンサーに比べて依頼費用が比較的安く、商品提供(ギフティング)だけでPRに対応してくれる場合もあります。そのため、ナノ・マイクロインフルエンサーの起用は、初めてインフルエンサーマーケティングを実施する企業でも取り組みやすい施策です。
インスタグラマーの発信ジャンル
インスタグラマーの発信内容は幅広く、さまざまなジャンルに広がっています。代表的なジャンルは、以下の通りです。
- グルメ:カフェ・レストランといった飲食店やスイーツショップなどの紹介
- 美容・コスメ:化粧品のレビューやスキンケア・メイク方法の紹介
- ファッション:コーディネートやブランドアイテムの紹介
- 旅行:観光地・ホテル・旅行スポットなどの紹介
- ライフスタイル:日常生活やインテリア、暮らしに関する情報発信
Instagramで発信するジャンルによって、フォロワー層やPR効果が大きく変わります。企業がインスタグラマーを起用する際には、発信ジャンルとの相性を確認することが重要です。例えば、飲食店のPRを行う場合はグルメ系インスタグラマー、化粧品メーカーなら美容系インスタグラマーを起用するなど、ジャンルを合わせることでより高い効果が期待できます。
また、Instagramは写真や動画で世界観を伝えやすいSNSです。そのため、投稿の雰囲気や撮影スタイルなどもフォロワーからの反響に大きく影響します。自社の商品やサービスのイメージと合うインスタグラマーを選ぶことで、より自然なPRができるのです。
以上のように、インスタグラマーには専門とするジャンルがあります。企業にとっては、ターゲット層に直接アプローチできる重要なマーケティングパートナーです。
インスタグラマーを起用するメリット

インスタグラマーを起用することには、従来の広告とは異なるメリットがあります。特にInstagramは視覚的な訴求力が高く、若年層を中心に強い影響力を持つSNSです。
ここでは、インスタグラマーを起用するメリットについて分かりやすく解説します。
若年層(10〜30代)への強いリーチ
インスタグラマーを起用するメリットとして、10〜30代の若年層へ効果的にアプローチできます。若年層に商品やサービスを認知してもらいたい企業では、Instagramを活用したPRは非常に有効な手段です。
Instagramの利用者の多くは、若い世代です。Instagramは写真や動画を中心としたSNSであり、ファッション・美容・グルメ・旅行などのライフスタイル情報を探す目的で利用されています。特に、スマートフォンが普及したことで、検索エンジンだけでなくSNSによる情報収集が増えています(※)。
※参照元:総務省「令和6年版情報通信白書」(https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r06/html/nd21b130.html)
例えば、カフェやレストランを探す際に、Instagramで紹介されているお店や映えスポットが参考になります。また、コスメやファッションアイテムを選ぶときに、インスタグラマーの投稿が判断材料になります。Instagramは、若年層の購買行動と密接に関係しているのです。
したがって、企業がインスタグラマーを起用することで、若年層のユーザーに自然な形で商品やサービスを知ってもらうことが可能です。従来の広告では届きにくい層にも情報を届けやすくなるため、特に若い世代をターゲットにしたマーケティング施策で効果が期待できます。
広告感の少ないPRが可能
広告色の強すぎないPRができる点も、インスタグラマーを活用するメリットとして挙げられます。通常の広告よりも自然な形で商品やサービスを紹介でき、ユーザーに受け入れられやすい傾向があるからです
インスタグラマーの投稿は、日常生活の延長として発信されています。テレビCMやバナー広告は、消費者から「広告」として認識されるため、内容が浸透しづらいことがあります。一方でインスタグラマーの投稿は、普段のライフスタイルや体験の中で商品・サービスを紹介する形になるため、広告としての違和感が少なくなります。
例えば、美容系インスタグラマーが実際に使っているコスメを紹介したり、グルメ系インスタグラマーが訪れた飲食店を投稿したりしています。フォロワーはインフルエンサーの投稿を日頃から見ているため、「おすすめ情報」として自然に受け取るのです。
インフルエンサーの投稿は口コミに近い形で広がるため、ユーザーの興味・関心を集めやすいのが特徴です。商品・サービスの魅力が伝わりやすくなり、購入や来店につながる可能性が高まります。広告の押し付け感が少ないPRができる点は、インスタグラマーを起用する大きなメリットです。
ハッシュタグによる発見性の向上
インスタグラマーを起用することで、ハッシュタグを通じて多くのユーザーに投稿を見つけてもらえる可能性があります。ハッシュタグは、Instagramの検索機能の役割を果たしており、新しいユーザーに情報を届ける重要な手段です。
Instagramでは、投稿に「#カフェ巡り」「#コスメレビュー」などのハッシュタグを付けることで、同じテーマに興味・関心のあるユーザーに表示されやすくなります。ユーザーは気になるハッシュタグを検索したり、関連投稿を閲覧したりすることで新しい情報を見つけているのです。
例えば、飲食店がグルメ系インスタグラマーにPRを依頼し、「#東京グルメ」「#カフェ巡り」「#スイーツ好き」などのハッシュタグが付いた投稿で、多くのユーザーの検索結果に表示される可能性が高くなります。結果的にフォロワー以外のユーザーにも情報が届きやすくなるのです。
つまり、ハッシュタグは投稿の拡散力を高める仕組みとして機能しています。特定のジャンルに関心を持つユーザーへ効率よくアプローチできるため、企業にとっては認知拡大のきっかけをつくりやすい施策です。
企業認知度・ブランド力の向上
インスタグラマーを活用することで、企業やブランドの認知度を高める効果も期待できます。影響力のある発信者が紹介することで、多くのユーザーにブランドの存在を知ってもらえるからです。
SNSユーザーは、フォローしているアカウントの投稿に親しみや信頼を感じています。インフルエンサーが投稿を見ているフォロワーに対して商品やサービスを紹介することで、ブランドへの興味・関心が生まれやすくなります。
例えば、新しくオープンしたカフェがインスタグラマーに来店のレビュー投稿を依頼すれば、投稿を見たフォロワーが「行ってみたい」と感じる可能性が高くなります。また、写真や動画で店舗の雰囲気が伝わることで、ブランドのイメージづくりにもつながるのです。
さらに、複数のインスタグラマーに取り上げられると、SNS上でブランド名や商品名を目にする機会が増えます。結果としてユーザーの記憶に残りやすくなり、認知度向上につながります。Instagramは視覚的な印象が強く残るSNSであるため、ブランドイメージの形成に役立つ施策です。
コスト効率が良い
インスタグラマーを起用したPRは、比較的コスト効率が良いマーケティング手法です。テレビ広告や大規模な広告キャンペーンと比べて、費用を抑えながらPRを実施できます。
起用するインスタグラマーの規模や条件によって、依頼費用を柔軟に調整できます。例えばフォロワー数が10万人以下のナノ・マイクロインフルエンサーを起用すれば、商品提供のみでPR投稿をしてくれる場合もあります。「ギフティング」と呼ばれ、比較的低コストで実施できる施策です。
また、Instagramの投稿には写真や動画を活用できるため、商品・サービスの魅力を視覚的に伝えられます。テレビCMや看板広告のように大規模な制作費が必要になる施策と比べると、少ない予算でもマーケティング効果を得やすい点がメリットです。
特に中小企業やスタートアップ企業では、広告費を大きくかけることが難しい場合があります。ナノ・マイクロインフルエンサーを起用することで、比較的少ない予算で認知拡大を目指すことが可能です。費用対効果を重視したマーケティング施策として、インスタグラマーの活用は有力な選択肢です。
インスタグラマーを起用する際の注意点

インスタグラマーを起用する施策にはマーケティング効果が期待できる一方で、起用方法を誤ると十分な成果が得られないリスクもあります。特にフォロワー数の見方や契約条件、PR投稿の透明性などに注意が必要です。
ここでは、インスタグラマーを起用する際の注意点を解説します。
フォロワー数だけで判断しない
まず初めに、インスタグラマーを選ぶ際はフォロワー数だけで判断しないことが重要です。フォロワー数が多いからといって、必ずしも高いPR効果が得られるとは限りません。なぜなら、実際の影響力はフォロワー数だけで決まるものではないためです。
例えば、フォロワー数が多くても投稿への「いいね」やコメントが少ない場合、フォロワーが投稿をあまり見ていない可能性があります。一方で、フォロワー数が数万人程度でもコメントや保存数が多いアカウントは、フォロワーとの関係性が強く、影響力が高いのです。
また、フォロワーの属性も重要なポイントです。海外ユーザーが多いアカウントやターゲット層と合わないフォロワーが多いインフルエンサーを起用すると、PR効果が限定的になります。日本国内向けにPRするなら、日本在住のフォロワーが多いアカウントの方が成果につながります。
さらに、急激にフォロワー数が増減していないかも確認しておくと安心です。不自然な増加があるアカウントには、フォロワーを購入している疑いがあります。フォロワー数だけではなく、エンゲージメント率やフォロワーの属性、投稿内容の質などを総合的に確認することが、インスタグラマー選びで失敗しないためのポイントです。
契約内容を明確にする
インスタグラマーを起用する際は、契約内容を事前に明確にしておくことも大切です。投稿条件や権利関係を事前に整理しておくことで、トラブルを防ぎやすくなります。PR投稿に関する認識が異なると、トラブルにつながるリスクがあります。
例えば「何回投稿するのか」「いつまでに投稿するのか」「ストーリーズは含まれるのか」などの条件が曖昧なままで依頼すると、企業側とインスタグラマー側の認識がズレてしまうリスクが大きくなります。
具体的には、次のような内容を事前に確認しておくと安心です。
- 投稿数:フィード投稿・リール・ストーリーズなどの形式と回数
- 納期:投稿予定日や掲載期間、PR開始から終了までのスケジュール
- 権利:投稿した画像や動画を企業が広告や自社アカウントで二次利用できるか
- 修正範囲:投稿前の確認や修正依頼の範囲、回数など
例えば、企業が投稿の画像や動画を広告素材として再利用したいなら、二次利用の許可を契約時に取り決めておく必要があります。また、投稿内容の事前確認ができるかどうかも重要なポイントです。
以上のような契約内容を事前に整理しておくことで、双方が安心してPR施策を進めやすくなります。インスタグラマーとの良好なパートナー関係を築くためにも、条件を明確にしておくことが大切です。
ステマ・炎上対策を行う
インスタグラマーを起用する際は、ステルスマーケティングや炎上への対策も欠かせません。PR投稿であることを明確にすることが、企業の信頼性を守るために重要です。
ステルスマーケティング(ステマ)とは、広告であることを隠して商品やサービスを宣伝する行為を指します。ユーザーが広告だと認識できない形でPRが行われると、後から問題になるおそれがあります。企業にとって、ブランドイメージに悪影響を与えるリスクがあるのです。
- PR投稿には「#PR」「#広告」「#タイアップ」などの表記を付けて広告を明示する
- ユーザーが、PR投稿を理解したうえで情報を受け取ることができる
※参照元:消費者庁「令和5年10月1日からステルスマーケティングは景品表示法違反となります。」(https://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/fair_labeling/stealth_marketing/)
また、投稿内容にも注意が必要です。誤解を招く表現や過度な誇張表現が含まれると、SNS上で批判が広がるリスクがあります。商品やサービスの特徴を正確に伝えることが大切です。
したがって、透明性のあるPRを行うことが企業とインスタグラマー双方の信頼性を守ることにつながります。ステマ・炎上対策として投稿内容をチェックしながら、安全にインフルエンサーマーケティングを進めることが重要です。
インスタグラマーの選定基準|失敗しない選び方

インスタグラマーを起用する際は、単に人気のあるアカウントを選べば良いわけではありません。自社の商品やサービスと相性の良いインスタグラマーを選ぶことが、マーケティング効果を高めるポイントです。
ここでは、インスタグラマーの選定基準を分かりやすく解説します。
自社ターゲット層との親和性
インスタグラマーを選ぶ際に最も重要なのは、自社のターゲット層とフォロワー層との親和性です。フォロワー数よりも、「フォロワーの属性が自社のターゲットと合っているか」を優先して確認しましょう。
フォロワー層がターゲットと一致していないインスタグラマーを起用すると、PR効果が十分に発揮されないおそれがあります。例えば、若い女性向けのコスメをPRする企業が、男性や海外ユーザーのフォロワーを獲得しているインスタグラマーを起用しても購買につながりにくいです。20〜30代女性のフォロワーを獲得しているインスタグラマーを起用すると、商品への興味・関心を効果的に集めやすくなります。
また、年齢や性別だけでなく、フォロワーの興味・関心やライフスタイルに注目することも重要です。以下のように、ジャンルの相性が重要になります。
- アウトドアブランドなら、キャンプや旅行について発信しているインスタグラマー
- カフェやレストランであれば、グルメ系インスタグラマー
以上のように、自社のターゲットとインスタグラマーのフォロワー層が一致しているかを確認することで、PR効果を高めやすくなります。フォロワー数の多さだけではなく、ターゲットとの相性を重視して選ぶことが成功のポイントです。
エンゲージメント率
インスタグラマーを選定する際は、エンゲージメント率を確認することも重要です。フォロワー数だけではなく、投稿に対する反応の多さをチェックすることで、実際の影響力を把握しやすくなります。
エンゲージメント率とは、投稿に対する「いいね」「コメント」「保存」などの反応がどれくらいあるかを示す指標です。
- フォロワー数に対してどの程度の反応があるかを割合で確認する
- エンゲージメント率が高いアカウントは、フォロワーとの関係性が強い
例えば、フォロワー数が10万人でも、投稿の「いいね」が数百程度しかないアカウントでは、フォロワーが投稿内容をあまり見ていない可能性があります。一方で、フォロワー数が2万人でも数千件の反応があるアカウントは、フォロワーの興味・関心が高いです。
企業がPRを依頼する場合、投稿が多くのフォロワーから反応されることが重要です。過去の投稿の「いいね数」「コメント数」「保存数」などを確認し、フォロワーとのコミュニケーションが活発なインスタグラマーを起用しましょう。
つまり、エンゲージメント率はインスタグラマーの影響力を判断する重要な指標の一つです。フォロワー数と併せて確認することで、適切なアカウントを選びやすくなります。
フォロワーの質
インスタグラマーの選定では、フォロワーの質も重要なチェックポイントです。フォロワー数だけでなく「どのようなユーザーがフォローしているか」を確認することで、PR効果を判断しやすくなります。
フォロワーの中には、あまり投稿を見ていないユーザーや海外のユーザーが含まれていることがあります。日本国内向けの商品・サービスをPRする企業にとって、海外フォロワーが多いインスタグラマーを起用しても期待するPR効果を得られません。
また、短期間でフォロワー数が急激に増えているインスタグラマーにも、注意が必要です。広告キャンペーンやバズ投稿による増加である可能性もありますが、フォロワー購入の疑いもあります。フォロワー数の推移やコメントの内容などを確認し、実際に活動しているフォロワーが多いかをチェックすることが重要です。
さらに、コメントの内容に注目してみると参考になります。
- フォロワーとの自然なやり取りが多い場合は、既に信頼関係が築かれている
- 短いコメントばかりで会話がほとんどない場合は、フォロワーとの関係性が薄い
したがって、フォロワーの質を確認することで、インスタグラマーのPR効果をより見極めやすくなります。フォロワー数だけではなく、実際にアクティブなユーザーが多いかをチェックすることが重要です。
コンテンツの表現力
インスタグラマーを選ぶ際は、コンテンツの表現力にも注目する必要があります。写真や動画のクオリティ、投稿の世界観などが自社ブランドと合っているかを確認することが重要です。
Instagramは視覚的なSNSであり、投稿の印象がユーザーの興味・関心を左右します。そのため、写真の構図や色合い、動画の編集、キャプションなどが魅力的であるほど、投稿の訴求力が高くなるのです。
例えば、カフェや飲食店のPRでは、美しい料理の写真を投稿しているインスタグラマーを起用すれば、フォロワーに「行ってみたい」と感じてもらえる可能性が高くなります。また、ファッションやコスメのPRには、商品の使い方やコーディネートを分かりやすく紹介しているインスタグラマーが適しています。
さらに、投稿の世界観が統一されているかどうかも重要です。フィード全体の雰囲気が整っているアカウントでは、ブランドイメージを伝えやすい傾向があります。商品・サービスのブランドイメージに合うインスタグラマーを選ぶことで、PR効果が高まるのです。
つまり、コンテンツの表現力は、PR効果に大きく影響します。フォロワー数だけでなく、投稿のクオリティや世界観も含めて総合的に判断することが大切です。
投稿の信頼性・透明性
インスタグラマーを選ぶ際には、投稿の信頼性や透明性を確認することも重要です。フォロワーから信頼されているアカウントを選ぶことで、PR投稿の説得力が高まります。フォロワーは、インスタグラマーの発信内容を参考にして商品やサービスの購入を検討するからです。
信頼性・透明性の高いインスタグラマーを起用すれば、フォロワーに紹介する商品・サービスに興味・関心を持ってもらいやすくなります。過去の投稿でステルスマーケティングの疑いがないかを確認しましょう。PR投稿に「#PR」「#広告」「#タイアップ」などの表記を付けているかどうかを見ることで、透明性の高い運用をしているかを判断できます。
また、PR投稿の割合にも注目してみましょう。
- PR投稿ばかりのアカウントでは、フォロワーからの信頼が下がるおそれがある
- 通常投稿の頻度が高いアカウントでは、フォロワーとの関係性を保ちやすい
したがって、投稿の信頼性や透明性を確認することで、企業のブランドイメージを守りながらPR施策を実施しやすくなります。フォロワーから信頼されているインスタグラマーを選ぶことで、PR効果を高めやすくなるのです。
インスタグラマーの起用方法と費用感

インスタグラマーを起用したPRには、いくつかの方法があります。代表的なのは、「DMで直接依頼する方法」「広告代理店を利用する方法」「マッチングサイトやプラットフォームを利用する方法」です。
ここでは、それぞれの起用方法の特徴と費用感を解説します。
DMで直接依頼
インスタグラマーを起用する方法として、InstagramのDM(ダイレクトメッセージ)で直接依頼する方法があります。費用を抑えてインスタグラマーと連携したい場合に適した方法です。
企業アカウントからインスタグラマーのアカウントに直接メッセージを送り、PR投稿を依頼します。例えば、飲食店であれば「一度ご来店いただき、料理や店舗を紹介していただけませんか」といった形で依頼します。実際に多くのインスタグラマーが、企業からのDMによるPR依頼を受け付けています。
DMで直接依頼するときの費用相場は、フォロワー単価2~3円程度です。
- インスタグラマーのフォロワー数によって、費用は大きく変わる
- フォロワー1万人のナノインフルエンサーに依頼するなら、2万~3万円程度が必要になる
- 交渉次第では、商品提供や食事招待などの「ギフティング」でPR投稿に対応してもらえる
DMで直接依頼する方法のメリットは、仲介手数料がかからないためコストを抑えやすい点です。ただし、依頼内容の相談や契約条件の交渉、スケジュール管理などを自社で行う必要があります。そのため、自社担当者の手間が増える点には注意が必要です。
したがって、DMでの直接依頼は低コストで実施しやすい方法ですが、やり取りや管理を自社で行う必要があります。初めてインスタグラマー施策を行う場合は、依頼内容を分かりやすく整理したうえで対応することが大切です。
広告代理店の利用
インスタグラマーの起用方法として、広告代理店を利用する方法もあります。インフルエンサーマーケティングの運用をまとめて任せたい場合に有効な選択肢です。広告代理店ではインスタグラマーの選定から投稿の依頼、契約の締結、効果測定まで一括してサポートできます。
また、広告代理店は、依頼主のターゲット層や商品・サービスの特性に合わせて、適切なインスタグラマーを提案してくれます。マーケティング経験が少ない企業でも施策を進めやすいのが特徴です。例えば、新商品のPRキャンペーン企画を依頼すれば、複数のインスタグラマーを起用して投稿内容を設計してくれます。
広告代理店に依頼するときの費用には、インスタグラマーへの報酬(フォロワー単価2~3円程度)に加えて手数料(合計費用の2~3割程度)が含まれます。
- フォロワー1万人のナノインフルエンサー10名にPR投稿を依頼するなら、30万~45万円程度(報酬20万~30万円程度+手数料10~15万円程度)が必要になる
- DMで直接依頼する方法と比べると、広告代理店を利用するときの費用は高くなる
マーケティング戦略の設計や運用を任せられるため、社内リソースが限られている企業や大規模なPR施策を企画したい企業に適した方法です。
マッチングサイト・プラットフォームの利用
インスタグラマーを効率よく探したい場合は、マッチングサイトやプラットフォームを利用する方法もあります。インスタグラマーを比較しながら起用したい場合に便利なサービスです。
マッチングサイト・プラットフォームでは、登録されているインスタグラマーのプロフィールやフォロワー数、投稿ジャンルなどを確認してからPR投稿を依頼できます。サービスによっては、依頼主が自社のPR案件を掲載し、興味を持ったインスタグラマーからの応募を受け付けることもできます。
マッチングサービス・プラットフォームを利用するための費用には、インスタグラマーへの報酬(フォロワー単価2~3円程度)に加えてサービス利用料(無料から月額数万円程度)や仲介手数料(報酬の2~3割程度)などが含まれます。
- サービスによっては、インスタグラマーへの報酬が低めに設定されている
- 契約条件によっては、商品提供のみで投稿を依頼できる
- ナノ・マイクロインフルエンサーを選べば、低コストで依頼できる
マッチングサイト・プラットフォームを利用すれば、複数のインスタグラマーを比較しながら検討できます。効率よくインスタグラマーを探したい企業に適した方法です。
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インスタグラマーを活用したPRを検討している企業には、マッチングプラットフォーム「Cuepid」がおすすめです。インスタグラマーを自社で探すには時間や手間がかかりますが、Cuepidを活用することで効率よくPR施策を進められます。
Cuepidには、Instagramで活動するインフルエンサーが多数登録しており、グルメ・美容・ファッションなどの幅広いジャンルから選定できます。自社の商品やサービスのターゲット層に合ったインスタグラマーを見つけやすいため、初めてインフルエンサーマーケティングを行う企業でも利用しやすいサービスです。
また、Cuepidは初期費用0円で利用を開始でき、商品提供のみでPR投稿に対応してくれるインフルエンサーも登録されています。広告費を抑えながらPR施策を実施したい企業に適したサービスです。
以下のページでサービスを詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。
Cuepid編集部おすすめのインスタグラマー|ナノ・マイクロ層をピックアップ

フォロワー10万人以下のナノ・マイクロインスタグラマーは、フォロワーとの距離感が近く、投稿への反応が得られやすい傾向があります。
ここでは、Cuepid編集部がおすすめするナノ・マイクロ層のインスタグラマーをご紹介します。
y u k a ⸜🌷︎⸝ ¦東京グルメ × 一眼レフ(___may.1st___)

出典:Instagram|@___may.1st___
参照元:Instagram「___may.1st___」(https://www.instagram.com/___may.1st___/)
y u k a ⸜🌷︎⸝ ¦東京グルメ × 一眼レフ(___may.1st___)さんは、東京のグルメ情報を中心に発信しているインスタグラマーです。カフェやレストラン、スイーツなどの飲食店を紹介しており、東京エリアのグルメスポットを探しているユーザーから注目を集めています。一眼レフカメラを使った撮影が特徴で、料理や店内の雰囲気が伝わる画像や動画が投稿されています。
投稿では、料理の見た目だけでなく、店舗の雰囲気やメニューの特徴なども分かりやすく紹介されています。写真の色味や構図にもこだわりが感じられ、料理の魅力が視覚的に伝わる点が特徴です。新店舗オープンや期間限定メニューなどを紹介する投稿も多く、グルメ好きのフォロワーにとって参考になる内容が発信されています。
したがって、飲食店やカフェ、スイーツブランドなどのPR施策と相性が良いインスタグラマーです。店舗の魅力や料理のビジュアルを丁寧に伝えたい場合に起用したいアカウントの一つです。
ケーキちゃん🍰🎀(cake_parfait)

出典:Instagram|@cake_parfait
参照元:Instagram「cake_parfait」(https://www.instagram.com/cake_parfait/)
ケーキちゃん🍰🎀(cake_parfait)は、スイーツやカフェを中心に紹介しているインスタグラマーです。アカウント名の通りケーキやパフェなどのスイーツの投稿内容が多く、甘いものが好きなユーザーから支持を集めています。可愛らしいスイーツや季節限定メニューなどを紹介する投稿が多い点が特徴です。
投稿写真は明るい色合いで統一されており、スイーツの魅力が分かりやすく伝わる構成になっています。カフェの店内や盛り付けの様子なども丁寧に撮影されており、実際にお店に行ったときのイメージが湧きやすい内容です。コメント欄ではフォロワーとのやり取りも見られ、スイーツ好きのコミュニティが形成されている様子がうかがえます。
スイーツ専門店やカフェ、デザートブランドのPRを検討している企業と相性の良いアカウントです。スイーツの魅力を写真や動画で伝えたいときに起用したいアカウントの一つです。
kkr(_red_sjk)

出典:Instagram|@_red_sjk
参照元:Instagram「_red_sjk」(https://www.instagram.com/_red_sjk/)
kkr(_red_sjk)さんは、ファッションやコスメを中心に発信しているインスタグラマーです。コーディネート例やおすすめアイテムなどの内容で、自然体のライフスタイルを感じられる写真が特徴です。シンプルで落ち着いた雰囲気の投稿が、フォロワーから支持されています。
投稿では、生活の中で参考にしやすい内容が多く見られます。写真のトーンや構図に統一感があり、アカウント全体の世界観が整っている点も特徴です。ブランドや商品のPR投稿でも、日常の生活シーンを切り取った写真や動画で自然に紹介されています。
自然体の投稿は、アパレルブランドやコスメメーカー、雑貨屋などのPRと相性が良いスタイルです。フォロワーが身近に感じられるように商品を紹介したいときに起用したいインスタグラマーです。
星野 さとみ🎀コスメ美容好き🎀(satomi.monst)

出典:Instagram|@satomi.monst
参照元:Instagram「satomi.monst」(https://www.instagram.com/satomi.monst/)
星野 さとみ🎀コスメ美容好き🎀(satomi.monst)さんは、コスメや美容の情報を中心に発信しているインスタグラマーです。スキンケアやメイクアイテムなどを紹介する投稿が多く、美容に関心のあるフォロワーから支持を集めています。コスメの使用感やおすすめポイントを紹介する内容が多い点が特徴です。
投稿では、コスメのパッケージや使用シーンなどが分かりやすく紹介されています。商品の色味やテクスチャーなどが伝わる写真や動画で、購入を検討しているユーザーにとって参考になる内容です。また、美容に関する情報や使用感のレビューなども発信されており、美容好きのフォロワーにとって役立つ投稿が多く見られます。
したがって、コスメブランドや美容関連商品のPRと相性が良いアカウントです。美容ジャンルでPR施策を検討しているときに起用したいインスタグラマーの一人です。
Hayami Yanagisawa/Hana ハナ(hayamihannah)

出典:Instagram|@hayamihannah
参照元:Instagram「hayamihannah」(https://www.instagram.com/hayamihannah/)
Hayami Yanagisawa / Hana(hayamihannah)さんは、旅行先の風景や観光地の様子を中心に発信しているインスタグラマーです。国内外のさまざまな場所を訪れ、美しい景色や街並みなどを写真で紹介している点が特徴です。旅行好きのフォロワーを獲得しているアカウントです。
投稿では、観光地の風景や自然の景色、街歩きの様子などが紹介されています。写真の色味や構図に統一感があり、旅先の雰囲気が伝わりやすい投稿が魅力です。実際に訪れた場所の魅力が視覚的に伝わるため、旅行先を探しているユーザーにとって参考になる内容が発信されています。
以上の特徴から、観光地やホテル、旅行関連サービスなどのPRと相性が良いアカウントです。旅行先の魅力を写真で伝えられるため、観光プロモーション施策に起用したいインスタグラマーです。
まとめ|Cuepidなら、インスタグラマー起用を低コストで実現できます!
Instagramで影響力を持つインスタグラマーは、商品・サービスのPR施策や企業のブランディングなどに起用されています。特にナノ・マイクロインフルエンサーはフォロワーとの距離感が近く、低コストで効果的なPR投稿が可能です。
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